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東京ナイト

… 銀座 …
日本、東京 2025年10月


トム ブラウンは銀座旗艦店のグランドオープンを記念し、東京各地で親密なイベントを開催しました。

まず、10月14日にドキュメンタリー映画『Thom Browne: The Man Who Tailors Dreams(トム・ブラウン:夢を仕立てる男)』の特別上映会を、青山のイメージフォーラムにて開催しました。ライナー・ホルツェマー監督による回顧展として、日本初公開となるこの作品はトム・ブラウンのファッション業界での成功の軌跡を追います。

型破りな発想から生まれたグレーのスーツ一着から始まり、ファッションショー、メットガラ、そして日常の瞬間を通して広がる彼のビジョンが描かれています。

上映後には、渋谷の路地裏にある小さなカクテルバーで、トムの来日を祝うささやかなカクテルパーティーが催されました。

翌夜、祝賀の舞台は銀座の新店舗へと移りました。住所は、東京都中央区銀座6-7-2。伝統と現代建築が調和する街である銀座に、2013年にオープンした青山店の延長線上として新たな旗艦店が今年オープンしました。


トム ブラウン銀座に足を踏み入れると、ギャラリーのようなアクセサリーディスプレイと、1950年代のニューヨーク のサロンを彷彿とさせる、ニッチで芸術的な壁面が目に入ります。店内には、ジャック・アドネ、ハーベイ・プロバー、ダンバー社のエドワード・ウォームリー、メゾン・ジャンセン、ポール・ マッコブ、ジオ・ポンティといった名だたるデザイナーによる、ユニークな什器や家具が置かれています。


地下フロアにはオーダーメイドのVIPルームをご用意。ゆとりあるフィッティングルームとバーカウンターを備えた空間は、ブラックのマルキーナ大理石、カレラ大理石、そしてグレーの静脈が特徴のカルカッタ大理石の3種類が組み合わされています。

日本初公開となる限定デザインの展示では、2025年メットガラから2025年秋冬ランウェイまでの作品を鑑賞できます。メットガラの作品は、デミ・ムーア、ウォルトン・ゴギンズ、ゾーイ・サルダナ、ウーピー・ゴールドバーグ、アノック・ヤイ、トラメル・ティルマンの作品が展示されています。


期間限定店内展示 *11月5日(水)まで


一連の祝賀イベントの締めくくりとして、歴史ある都内の料亭にて、親密なディナーが開かれました。伝統とコミュニティに敬意を表しながら、トム・ブラウンがこの20年間、日本を訪れ続けてきた時間を振り返り、トム ブラウンが日本に新たなホームを築く瞬間を祝いました。それは「懐かしくも新しい」感覚で、ゲストには旧友や新たな仲間が出席しました。


トム ブラウン銀座は、日本における新たな章の始まりを象徴しています。「人々を空想に招く空間」「グレーの世界」「クラシックなテーラリング」へとのお誘い。それは彼の原点であり、これからもその創造を引き続き体現していきます。